日光東照宮に響き渡ったKalafinaのHarmony
9月30日に開催された「世界遺産劇場 Extra—日光東照宮—国宝陽明門 平成の大修理竣工記念“Kalafina with Strings”」に行ってきました!
人生初の野外LIVE!
野外LIVEって夏フェスみたいに熱気で溢れているイメージしかなくて、でもStringsだから違うんだろうな〜どんな感じなのかな〜ってワクワクしながら行ったんですけど、(当然)イメージとぜんっぜん!違った!
むしろ想像力が乏しくてごめんなさい。
とりあえずもう、すごかったです。
そもそも日光東照宮という立地の素晴らしさ。
最初に「Kalafinaが世界遺産で歌うよ!」って知ったとき「え…??えっ!?!?」ってなりましたからね。
ちなみに神社の神聖な空気がすごく好きなので、どちらかというと「世界遺産」というよりも「寺社」でKalafinaの歌声を聴けるのが嬉しかった人間です。
参拝客で賑わっている場所だと少し弱いですが、都会の神社でも周囲が木々に囲まれているような場所はそれだけで厳かな雰囲気・空気が集まっている気がします。
日光東照宮も自然に囲まれた場所にありますし、特に今回は拝観時間が終了した夜でしたから、空気感も昼間とは全然違いました。
以前、夜の貴船神社と伏見稲荷神社を歩いたことがあったんですが、懐中電灯が欲しくなるような暗闇のなかだからこそより一層感じられる空気というか、昼間とは全く異なる雰囲気を今回東照宮でも感じました。
そんな神聖な空気のなかで大好きなKalafinaの歌声を聴くことができる…Kalafinaを選んでくださった方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
なお天気と気温ですが、前日にKeikoがブログで「寒いよ!」と念押ししてくれたこともあり防寒万全!覚悟も充分!という感じで挑んだので、思っていたよりは寒くはなかったです。
でも一緒に行った友人は寒いと言っていましたし、どちらかというと真冬の夜みたいなキーンとした空気だったので、寒さに慣れていないときつかったかも?(東北育ち)
寒さのせいなのか、いつもより離席率も高かったです。
日光東照宮は標高が高いので感じ方は違うと思いますが、興福寺に行かれる方は足元の寒さに気をつけた方がいいかもしれません。
ちなみに私は上半身は薄手のブラウス+ニットのカーディガン+far on the waterのパーカー、下半身はマキシ丈のスカートの上からニットの大きなブランケットを腰に巻きつけていました。
あ、アンケートやチラシと一緒にホッカイロも袋に入れてくださっていましたよ。
LIVEは定刻通りスタート。
そうして日光東照宮でKalafinaの歌声を聴いて1番最初に思ったのは
私はいつから違う世界に迷い込んだの…?
でした。
冗談や比喩ではなく本気で。
夜の森の中を舞台としてMVが作られた「fairytale」のような雰囲気というのが1番良いでしょうか、Kalafinaは私たちをあの世界へと誘ってくれました。
「moonfesta〜ムーンフェスタ〜」も夜の森が舞台ですが、幻想さからいうとこちら。
野外ではありますが照明での演出もしっかりしてくださっていて、曲によって異なる「照明で照らされる範囲」の設定がとても印象的でした。
舞台上のKalafinaだけだったり、五重塔だけだったり、石鳥居や表門も照らされていたり。
そして山の中なので、星が瞬いている夜空もとても綺麗でした。
照明が広がっているときはKalafinaが歌っているにもかかわらず、思わず周囲を見渡し、夜空の星を見つめてしまったほど。
また、照明の色の使い方も印象的で、とある曲ではMVのように真っ赤な照明が用いられており、ステージ背後にある五重塔も見事な色に染めあがっていました。
数日経った今思い出しても本当に幻想的な空間でした。
終電の関係もあり公演時間は1時間15分ほど。
最初に知ったときは短いなと思ったのですが、実際にはKeikoが「詰め詰め」と言ったように時間の短さを感じさせない密度の濃いLIVEで、Kalafinaワールドを堪能できました。
むしろ普段のLIVEより満足度の高かったと言っても過言ではない。
10月8日・9日には「世界遺産Special LIVE―興福寺―中金堂再建記念“Kalafina with Strings”」があるのでセトリは内緒。
ただ、世界遺産という場でなら歌ってくれるだろうなと思っていた曲たち、今回Strings初披露となる曲たち、自然に囲まれた場で歌われることでより一層輝く曲たち。
どれも本当に素敵でした!
興福寺に行けないのが本当に残念…!!
その前後に予定がなかったら有給使ってチケット取りたかったよ〜
興福寺に参加される方、きっと素敵なLIVEになりますので、しっかり楽しむために寒さ対策を万全にして、ぜひ楽しんできてください!!