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春高バレー東京都代表決定戦(男子)を観戦した話

2024年11月24日にエスフォルタアリーナ八王子で開催された「第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高)」の東京都代表決定戦の男子バレーを観戦してきました。

記念すべき人生初のバレー生観戦かつ、初の高校バレー観戦です。

元々バレー生観戦はしたいと思っていて、『ハイキュー‼︎』からリアルのバレーが気になり始めた人間なので1月の春高は観に行く予定だったんですが、「そういえば予選はいつよ?」となり、11月後半なら繁忙期じゃないし家からそんなに遠くないから行けるじゃん!と思って行ってきました。

 

会場のエスフォルタアリーナ八王子は駅から出たら目の前(徒歩1分)の場所にあるんですが、電車に乗っている時点で、もしかしたら応援の子かな〜という高校生の子たちがいて、駅に着いたらもう同じ目的の方が大勢で、ちょっと甘く見ていました。

東京の部活動の応援ってすごいんですね。

駿台、東亜、駒澤、日学の4校による準決勝・決勝・3位決定戦だったんですが、特に東亜と駒澤の応援団がすごくてびっくりしました。

太鼓とチアとブラスバンドの大盛りって感じで、東京の男子高校バレーでは「駿台」「東亜」という言葉くらいしか知らないレベルで行ったので、これが東京のマンモス高かってちょっと感動しましたね。

準決勝はAコートが駒澤vs日学、Bコートが駿台vs東亜だったので、Bコート寄りの中央付近の後方手すりに寄りかかっていたんですが、TVで放送されるのと別の角度から観るだけで、こんなにも選手の動きが分かりやすくて見やすいのか〜!って感動しました。

試合前のアップから、俯瞰で見るのが楽しくてワクワクしました。

準決勝は駿台vs東亜をメインで観ていたんですが、まず最初に駿台側から観ていた刷り込みなのか、なんとなくの素人感覚ですけどボールの扱い方?みたいなのが駿台の方が好きだなぁと思いまして、東亜の応援団の近くにいたのに駿台寄りで応援していました(笑)

あとなんかこう、大規模応援団がいる方とそうじゃない方だと後者を応援したくなるというか......

 

両校とも強かったし上手かったので、ボールが繋がることも多くてプレイ中はしょっちゅう「おおっ!」となりました。

サーブレシーブや強打のスパイク、ロングセットも観ていて楽しかったです。

あと、東亜はリベロの選手がキャプテンという分かりやすい情報があったので、他の選手より比較的目で追っていた気がします。活躍が分かりやすいというか。

というか選手の前情報なしで観たから、リベロ以外、どの選手がどのポジションなのか全然分からん!なんですよね。

セットが上手いけど貴方がセッターでよろしいですか?みたいな......

 

駿台が2セット先取したBコートに対して、Aコートの駒澤vs日学はフルセットかつ各セットも接戦で、こっちはこっちで観ていて違う楽しさがありました。

両校の応援団はドキドキだと思うんですが、一般客としてはどっちが点を取っても面白くって。

強豪校が点を取りまくるのもすごいと思うんですが、力が拮抗している接戦の方が個人的には好みかもしれません。

 

Aコートは駒澤が勝ったので、今度はAコートの駿台応援団の近くで決勝戦を観戦。

視点を変えるのも面白いかもな〜と思い、ネットからの角度はそんなに変わりませんが前から2列目に座ってみました。

反対コートの動きは観にくかったけど、これはこれで迫力があったので、好きに観られる自由席って良いですね。

 

途中、駿台の選手の背番号とポジションを結びつけようとしてみたんですが、ちゃんと覚えられたのは1番がアウトサイドヒッター、3番がセッターだけでした。春高本戦までにはどうにかしたいところです。

 

1セット目も2セット目も駿台がリードする試合運びでしたが、特に2セット目で駿台の選手がサーブのときに攻め攻めの強打を打っていたのが印象的でした。音もスピードもすごくて、これでインだったらさらに最高!となりました。

あと通常のセットアップも良いですが、ロングセットは何度観ても気持ちが良い。

セッターが放ったボールがネットの端から端まで横切って、それをスパイカーが決める。いま思い出しても最高でした。

 

来年1月の春高本戦での駿台の活躍が楽しみになる東京代表決定戦でした。

5日間のうち少なくとも2日間は観に行くつもりですが、有給を上手く使ってもっと観れたらいいな〜と画策中です。

駿台学園高校男子バレー部の皆さんには是非春高本戦でも大活躍していただいて、上へ上へと勝ち進んでいただきたいです。